利用目的を絞りましょう。

広々としたベランダなら別ですが、一般的なベランダであれば、あれやこれやと、いろいろな要素を持ち込むことはできません。利用目的を絞り込んで、使いやすい空間をつくりましょう。「野菜を作る」「花を愛でる」「座ってくつろぐ」etc・・・。どの機能をメインにするのか考えてみましょう。
 

 安全には十分に配慮しましょう。

物を置く場合、設置場所に注意しないと転落事故につながります。特に小さいお子さんがいる家庭では細心の注意が必要です。     

重たい物を置く場合、ベランダの耐荷重は大丈夫ですか?一度管理者に確認してみましょう。     

ベランダの最大の目的は防火と避難です。「隔て板」や「避難ハッチ」を塞いだり、避難の邪魔になるようなつくりかたは絶対に止めましょう。ご家族の安全のみならず、マンションの住人全ての命に関わってきます。
      

 排水は塞がないでください。

ベランダは防水構造になっていません。排水口を塞いでしまうと雨水が流れずに、ベランダに水が貯まってしまいます。そうなると階下に水漏れが発生するだけでなく、最悪の場合、構造上の大きなトラブルに発展しかねません。     

プランターなどで植物を使われる場合、土や落葉で排水口を塞いでいないかどうか適宜チェックする必要があります。排水口は常に見えるようにしておいた方が良いでしょう。
      

 専用ツールを有効活用しましょう。

ベランダ(バルコニー)の備品を交換したり、穴をあけたりすると、退去時に元に戻さなくてはいけません。建物や備品には手をつけない方が無難でしょう。プランターやユニット化された木製デッキなど、設置するだけのツールを上手に使いましょう。     

やむを得なく、マンションの備品を交換したり、穴をあけたり、つくりかえたりする必要が生じた場合には、事前に管理者に了解を得ましょう。